プチコラム//タロットに見る人間観
タロットカードってオシャレだよね。
少なくともそう思う。
本屋の「占い」欄にあるタロット入門とかそんなんじゃなく、
数世紀にわたって保存されたタロット。
数々の繁栄と没落を目にしてきた、みたいな、
言わば、いわく付きの呪いのタロット。
まあ、あくまで個人の嗜好にすぎないけど。。
タロット占いにおいて、特によく知られているものは、
「大アルカナ」と呼ばれる(*Wikipedia調べ)22枚を使って、
その組み合わせなどによって対象を占うというもの。
それらを羅列しておくと、
「愚者」「魔術師」「女教皇」「女帝」「皇帝」「教皇」
「恋人」「戦車」「力」「隠者」「運命の輪」「正義」
「吊るされた男」「死神」「節制」「悪魔」「塔」「星」
「月」「太陽」「審判」「世界」
と、こんな具合。
そして、この22枚がそれぞれに意味をもち、
さらにカードの向きが「正位置」か「逆位置」かによって、
1つのカードがおよそ対偶に位置する2つの意味を持っている。
例えば、「死神」の正位置は死、停止を暗示し、
逆位置(逆さま)になると誕生、再生を意味する。
・・・というのが、今までの知識。
もっとも、それが全てではないとは朧げにわかってましたから、
昨日、ちょっと調べてみました。
すると、各本、サイトによって解説が違う違う。
例えば、「死神」の逆位置の説明。
ある説明では、その意味は誕生、再生(前述)
ある説明では、その意味は他人から及ぼされる災い
例えば、「愚者」の正位置の説明。
ある説明では、その意味は無知、愚か
ある説明では、その意味は自由、純粋無垢
ハイ、文字通りの十人十色でした。
他にも、気づいたことがいくつか。
先ほど、「正位置」と「逆位置」が待遇の意味をもつと書きましたが、
実際にはそうでもない様子。
というのも、正位置でマイナス要素ならば逆位置ではプラス要素、、
とは限らず、逆位置にしてもマイナス要素なんてこともしばしば。
これも、説明(著者)によって異なる。
ただ、気のせいか、プラスの待遇がプラス、
といった事例がほぼ全くなかったように思う。
ま、人生を44分割(22×2)にしてみて、
そのちょうど半分が幸せじゃないでしょ、と言われてみれば納得。
15くらいがプラスでちょうどいい位かもね。。
おそらく、占い手の各々の人生観が、
元々のタロットカードの意味に付与されてるんです。
その他の気づき?
初見で「死神」が一番不吉っぽく見えますが、
実際には「塔」(の正位置)が一番不吉みたいです。
これはほぼ統一見解。
「塔」のモデルとなってるのはご存知「バベルの塔」
神にまで届く塔を建設しようとして、それが神の逆鱗に触れ、
ドドーン(雷)という、旧約聖書に出てくるアレです。
そして、この所以から「塔」の意味するは災難、転落。
「死神」より程度がひどいことから推察してみると、、、、
「死神」は自然発生的な災い
「塔」は人為に対する神による天罰
タロットカードの初期、いってみれば大昔ですが、
その頃から「高度文明→崩壊の始まり」といった図式が、
存在してたんだと思うわけです。
うん、奥が深い。
この頃近況。
センター英語を3回やって188→192→196
センター国語を4回やって173→192→200→195
う〜ん、国語って200とれる科目なんだとしみじみ実感。
というか、落ち着いてりゃ190はとれる。
ただ、国語の問題を本気で解いてると、
薄氷の上でダンスしているような気分に駆られる。
何はともあれ集中集中集中。。。。。
英語も、過去乗り越えられなかった192の壁を見事突破。
普段は文法3、アクセント1ミスが当然となってたけど、
今日は文法2ミスという好成績!!
この感覚を持続させとかないと。。
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